2005年11月15日火曜日

幸せなひととき


この前の日曜日、来年の春嫁ぐ娘の新居を片付けに、私と主人と来春嫁ぐ娘と今春嫁いだ娘と、4人で出かけた。
一日かけて、家具屋を回ったりインテリアショップに立ち寄ったり新居の小物を片付けたりして過ごした。

そして夕方新居に鍵をかけ、嫁ぐ娘は迎えに来た未来の夫ともう一軒寄りたいお店があるということで、私たちと別れた。
その時私たちを照らす夕焼け雲・・・。

帰りの車中、今春嫁いだ末の娘が「いいね、お姉ちゃんは」と言った。
なにが羨ましいのだろうと彼女の先の言葉を待つ。

「いいね、お姉ちゃん。今日もお母さんたちと一緒のお家に帰れて・・・。」
彼女は新婚というのにいまだにホームシックにかかったままだ。

夕焼け雲は彼女のホームシックを助長したようだ。

ホームシックも今だけよ・・・・・・心の中で笑いながら、彼女を送り届けるために彼女の家に向かうのだった。
来春ホームシック者がもう一人増えるのだろうか・・・。
末の娘はそれを期待しているようだが・・・。